オープンソースCMSのMODxには、URIの形式を統一してくれるSEO Strict URLsプラグインというプラグインがありますが、いくつかの不具合があることが確認されています。このSEO Strict URLsプラグイン(Phize版)では、SEO Strict URLsプラグインにあるこれらの不具合を修正しています。
SEO Strict URLsプラグインについては、URI構成を通常のサイト風にする方法やSEO Strict URLsプラグインの設定と挙動にもまとめている。
エイリアスの一部を含む別のエイリアスが同階層にある場合に、正しくURIが書き換えられない不具合が修正されています。この不具合は、同階層に「page」と「page.html」というフォルダドキュメントと通常のドキュメントがあった場合に、ドキュメント中の「http://ドメイン/page.html」というURIは、全て「http://ドメイン/page/.html に書き換えられてしまいます。
SEO Strict URLsプラグイン(Phize版)では、この問題を回避するために、ディレクトリ名・ファイル名に使える文字が続く場合にはそれらを含めてエイリアスの照合をするように修正しています。
DittoやMaxiGalleryなどで、パラメータをURIで指定する機能が正しく動作しない不具合が修正されています。この不具合は、「file.html&パラメータ名=値」という形式でアクセスされた場合に、パラメータはスニペットには渡されず、そのまま「file.html」にリダイレクトされてしまいます。
SEO Strict URLsプラグイン(Phize版)では、「file.html&パラメータ名=値」という形式でアクセスされた場合には、「file.html?パラメータ名=値」のようにパラメータはクエリ文字列に変換されてリダイレクトされます。また、通常のクエリ文字列についても、「&パラメータ名=値」形式のパラメータと結合されるようになっています。
&editDocLinks=Edit document links;int;1 &makeFolders=Rewrite containers as folders;int;1 &emptyFolders=Check for empty container when rewriting;int;1 &override=Enable manual overrides;int;0 &overrideTV=Override TV name;string;seoOverride
MODx Evolution 1.0.3以降(日本語版)では、「プラグイン コード (php)」にファイルの内容をコピー&ペーストして保存するだけで良い。プラグイン名、説明、プラグイン設定、システムイベントは自動的に補完される。
書き換えられるURIの形式を手動で設定したい場合は、「Enable manual overrides」を「1」にし、「Override TV name」に設定されている名前のテンプレート変数を作成する必要がある。
使い方は、本家のSEO Strict URLsプラグインと同様です。